3月18日 「御河辺まつり」が執り行われました
平成30年3月18日(日)、神田町(じんでんちょう)の
河桁御河辺神社(かわけたみかべじんじゃ)の春祭り、
御河辺(みかべ)まつりの本祭が執り行われました。
本社のある神田のほか、中小路、妙法寺、野村、
外、川合寺の六集落が参加する郷祭りです。
とくに神馬の行列で知られています。
愛知川のほとり、御河辺橋の近くに社があります。
もうすっかり春
重要文化財に指定されている石灯籠は、
東大寺三月堂の灯籠と並び称される優品とされます
さて、本祭当日、各集落から河桁御河辺神社へ頭人が集まります。
河桁御河辺神社の頭人は、馬で神事に
参加するところから、馬頭人ともいわれます。
写真は、参道での早駆けの様子です。
頭人は、頭屋や会議所から河桁御河辺神社へ向かう際、
介添人の肩車によって土を踏まずに馬に乗り降りします。
本祭の時の頭人の衣裳は、烏帽子とジョウエ(浄衣)という
裾を長くひいた独特の白衣です。
写真は、神社鳥居に入ったところの頭人の所作の様子です。
かっこいい
河桁御河辺神社拝殿での祭典、拝礼の様子です。
御幣をのせた神馬を先頭に、乗馬の頭人と神輿が行列して、
外(との)町の若松天神社に向かい、拝礼を行います。
御河辺まつりの本祭りは、例年3月の第3日曜日に行われます。
東近江では春祭りを盛大に行うところが多く、これからがお祭りのシーズンです
文献:八日市市史編さん室『資料集Ⅲ八日市市の民俗』昭和61年
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