「2019年を振り返る③」 祝! 「伊庭御殿跡」国史跡に答申されました。

東近江市埋蔵文化財センター

2019年12月31日 10:00

「2019年を振り返る③」
祝! 「伊庭御殿跡」国史跡に答申されました。
11月15日の投稿です。

本日(11月15日)に開催された文化庁の文化審議会で、
東近江市能登川町にある「伊庭御殿跡」が
野洲市の「永原御殿跡」とともに国史跡に答申されました。

伊庭御殿跡は徳川家康・秀忠・家光の3代が
京都に上洛する際に利用された施設です。

設計は小堀遠州で、設計図(中井家文書)も残っており、
発掘調査の結果や現存する石垣の位置が合致しています。

今後は地元の自治会とともに「国史跡伊庭御殿跡」として未来に伝えていきます。










伊庭御茶屋指図(中井家文書) 設計図です。

NHKのニュースです。
徳川将軍の宿泊所跡が国の史跡に
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20191115/2060003808.html

文化庁のfacebookに紹介されています。
https://www.facebook.com/1796637267296340/posts/2239406106352785/