2月9日 慈眼寺(瓜生津町)聖観音立像の一般公開

東近江市埋蔵文化財センター

2020年01月29日 10:00

東近江市瓜生津町の慈眼寺に伝わる
重要文化財「銅造聖観音立像」が下記日程で公開されます。


「まるごと東近江百科」より

日時:令和2年29日(
10:00~12:00  
 
場所:慈眼寺会館(東近江市瓜生津町)

秘仏であり、地元で長年にわたり崇敬されている小金銅仏の貴重な一般公開です。

高さ39.8cm、奈良時代前期の造像とされます。
 
もともとは鍍金がされていたと考えられますが、現在は地肌の黒褐色が輝き、その歳月を物語ります。
くっきりと鋳あがった名小金銅仏として、知る人ぞ知る「仏様」です

伝来について寺伝では、近江守護六角氏が奉持していましたが、織田信長による滅亡の危機の際に家臣が持ち出したものの、途中で追撃にあい、池中へ観音像もろとも飛び込んで亡くなった。その後、慈眼寺の僧の夢告により池中より拾い出し、寺の本尊とされたと伝わります。時代的にはもっと古い仏様ですので、それ以前もことも気になりますが、現在のところわかっていません。

当日は慈眼寺の仏事後の公開となりますので、マナーを守って拝観をお願いいたします

問い合わせ先
東近江市教育委員会歴史文化振興課
TEL:0748-24-5677(月~金曜日、8:30~17:15)



関連記事