3月18日 「御河辺まつり」が執り行われました

2018年03月21日

point_4平成30年3月18日(日)、神田町(じんでんちょう)の
河桁御河辺神社(かわけたみかべじんじゃ)の春祭り、
御河辺(みかべ)まつの本祭が執り行われました。

本社のある神田のほか、中小路、妙法寺、野村、
外、川合寺の六集落が参加する郷祭りです。
とくに神馬の行列で知られています。

河桁御河辺神社の鳥居
愛知川のほとり、御河辺橋の近くに社があります。

河桁御河辺神社境内
もうすっかり春iconN10

重要文化財石灯籠
重要文化財に指定されている石灯籠は、
東大寺三月堂の灯籠と並び称される優品とされます目

馬で行列に向かう様子
さて、本祭当日、各集落から河桁御河辺神社へ頭人が集まります。
河桁御河辺神社の頭人は、馬で神事に
参加するところから、馬頭人ともいわれます。
写真は、参道での早駆けの様子です。

頭人の移動の様子
頭人は、頭屋や会議所から河桁御河辺神社へ向かう際、
介添人の肩車によって土を踏まずに馬に乗り降りします。

頭人の儀式の様子
本祭の時の頭人の衣裳は、烏帽子とジョウエ(浄衣)という
裾を長くひいた独特の白衣です。
写真は、神社鳥居に入ったところの頭人の所作の様子です。
かっこいいicon12

神社拝殿の神事の様子
河桁御河辺神社拝殿での祭典、拝礼の様子です。

御幣を付けた先頭の神馬
御幣をのせた神馬を先頭に、乗馬の頭人と神輿が行列して、
外(との)町の若松天神社に向かい、拝礼を行います。

馬で行列へ向かう様子2

大きな神輿が出列する様子

神輿の様子

行列の様子
御河辺まつりの本祭りは、例年3月の第3日曜日に行われます。
東近江では春祭りを盛大に行うところが多く、これからがお祭りのシーズンですiconN04

文献:八日市市史編さん室『資料集Ⅲ八日市市の民俗』昭和61年




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Posted by 東近江市埋蔵文化財センター at 10:00│Comments(0)民俗
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