湖東第三小学校6年生が小田苅古墳の発掘調査を見学しました。

2019年04月25日

東近江市立湖東第三小学校の6年生が
4月から小学校の隣で発掘調査を実施している
小田苅古墳を見学しました。



発掘調査では、古墳の墳丘盛土の一部が確認され、
須恵器(6世紀後半から7世紀初め)が出土しています。
古墳は、後世に横穴式石室の石材が搬出されたようで、
古墳の南側は大きく削られています。








残された古墳の盛土の状況から古墳の形は
「前方後円墳」ではなく、
「円墳」の可能性が高くなりました。

古墳の墳丘上と西側には、江戸時代以降に1m以上土を積み上げています。

なお、現地は発掘調査が終了して、埋め戻し作業を実施しています。
(古墳は地下保存されています。)
  


Posted by 東近江市埋蔵文化財センター at 10:00Comments(0)古墳発掘