12/10(月)講座開催!押立神社古式祭(ドケ祭)について
2018年12月03日
歴史と文化に親しむ講座
「押立神社古式祭(ドケ祭)について」開催します!
押立神社(北菩提寺町)は、東近江市湖東地区の東押立、西押立18ヶ村の総社です。押立神社には、60年に一度と伝えられる「古式祭(ドケ踊り)」が伝承されています。しかし60年に一度の祭りでは、継承が困難であるため、平成5年に「押立神社古式祭(ドケ祭)保存会」を結成し、民俗芸能大会で演じるなど、芸能の保存につとめてこられました。この講座では、奇祭といわれるこの祭りにどんな意味があるのか、祭りを守り伝えてきた人々の願いは何だったのかを、明治45年の記録をもとに考えていきます。ふるさと東近江の歴史と文化を学び、郷土再発見の機会にしていただきたいと思います。
タイトル:「押立神社古式祭(ドケ祭)について」
講師:森 容子(特定非営利財団法人暮らしと文化研究所 理事長)
日時:平成30年12月10日(月)午後7時~8時
会場:押立神社参集殿(東近江市北菩提寺365番地)
問合せ先:歴史文化振興課 0748-24-5677
どんなお祭り?
ドケ踊りは中世の風流の囃し物の芸能で、囃し言葉の「ドッケノ ドッケノ シッケノケ」が語源と考えられています。女物の長襦袢に陣羽織、鬼や般若の面をつけたいでたちで、鉦や太鼓の囃しにのって、踊りながらの渡御行列が特徴です。平成10年10月15日に市(旧湖東町)の無形民俗文化財に指定されています。
写真は節分祭で奉納されているドケ踊りの様子です。