【春の味覚】伊庭周辺にて

2016年05月02日

point_44月頃からホンモロコが琵琶湖から川へ上ってきています。この時期は細い水路状の川に、モロコを狙ってたくさんの釣人が集まっています。
 伊庭内湖に生えるヨシがモロコの産卵場所です。伊庭の里湖(さとうみ)づくり協議会によって、ヨシの保全活動や外来魚の駆除、在来種の保護、水質浄化の取り組みなどがおこなわれており、近年モロコが増えてきているとのこと。外来魚駆除の大会は例年6月に行われていますよiconN04また市では、天然ホンモロコの特産化を推進しています。
 投網を準備している様子
能登川博物館地域学芸員さんが、投網を投げる様子です。

投網を投げた様子
この時はあまり取れず、モロコの写真がありません。すみません。

ヨシの群生
ヨシは水質を浄化し、夏には「よしず」が活躍。ヨシ笛などもありますが・・・

ヨシを使ったちまき
ヨシで包んだ「ちまき」iconN04これが包みやすいんです。

ちまき出来上がり!
ちまきそのものには砂糖を入れず、きなこと砂糖を後付けして食べる方法を教えていただきました。
ふんわりとヨシの香りがして、やさしいお味です。  

Posted by 東近江市埋蔵文化財センター at 09:00日本遺産民俗