
平田地区まちづくり協議会設立10年を記念して、遺跡などの文化財を、地域の資産としてまちづくりに活かしていく方策について考えるフォーラムが開催されます。

東近江市の西南にあります雪野山古墳は、その多くの部分は平田地区にある羽田神社境内地であり、発掘調査以前から地域にかかわる地であることは、言うに及びません。また雪野山には、平石古墳群などの群集墳が分布し、平田地区では中世城館跡である後藤館遺跡や徳昌寺遺跡、下羽田遺跡、浄土屋敷遺跡などの縄文から中世の集落遺跡も所在します。御澤神社の伝承や羽田神社の松明行事・フキハヤシなどの神事、重要文化財となっている薬師如来をご本尊とする光明寺など、歴史的なものを数多く見出すことができます。

平田地区まちづくり協議会では、毎年雪野山歴史公園で雪野山歴史まつりを開催されたり、平田学び塾による地域の歴史の掘り起こしなどをされて来られています。今回のフォーラムでは、雪野山古墳の発掘調査を行われた大阪大学福永伸哉先生が基調講演をされます。
平田地区まちづくり協議会設立10周年記念事業
―地域資産を活かしたまちづくり―平田地区の未来を考えるフォーラム
日 時 平成28年
7月
9日(土)13:30~17:00
場 所 東近江市トレーニングセンター(東近江市下羽田町54)
定 員 200人
参加費
無料
申込 平田コミュニティーセンターまで、FAX、Eメールで、6月30日締切
電話/FAX 0748-22-1950
Eメール hirata-co @e-omi.ne.jp(@の前は詰めてください)
プログラム
13:45~15:00
国史跡雪野山古墳の価値はどこにあるのか
講師:
福永伸哉氏(大阪大学)
15:00~15:45
地域の歴史資産をまちづくりに生かす
講師:
細川修平氏(彦根市教育委員会)
15:55~16:55
パネルディスカッション
Posted by 東近江市埋蔵文化財センター at
17:00
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講演会