平成29年度 歴史に親しむ講座「雪野山古墳の時代」 開催します
2017年09月21日
歴史に親しむ講座「雪野山古墳の時代」を開催します
東近江市の南西部、湖東平野に特徴的な地形をなす独立山塊の一つである雪野山、その山頂(標高約308メートル)に、古墳時代前期を代表する古墳である史跡「雪野山古墳」が所在します。
雪野山古墳の時代は、文献の残っていない時期ですが、発掘調査成果などを駆使した考古学研究が盛んに行われ、当時の社会のなりたちが解明されつつあります。それらの研究成果について、専門の講師におこしいただき、お話を伺います
今年度は、近畿を中心とした素晴らしい古墳や遺跡についてのシンポジュウムを開催講演会は2回あり、保存修理と銅鏡についてわかりやすくお話しいただきます。同時に、年に1度の雪野山古墳出土品展示を実施、今年はちょっと短い12日間となっています。展示品は、修理後初公開となるユキ(弓矢の矢筒)や銅鏡など。会場はいずれも能登川博物館で行います。ぜひ足をお運び下さい
シンポジュウム「3、4世紀の近畿と王権」
日時:平成29年11月19日(日)13時から17時
内容:
第一部(発表)
・北摂の首長墓とその背景(高槻市立今城塚古代歴史館 内田真雄氏)
・河内平野の集団と交流(八尾市教育委員会 吉田野乃氏)
・玉手山古墳群‐河内連合のゆくえ‐(柏原市立歴史資料館館長 安村俊史氏)
・京都南部の地域勢力(花園大学文学部教授 高橋克壽氏)
・3、4世紀の兵庫南部(関西大学大学院非常勤講師 森岡秀人氏)
第二部(シンポジュウム)
コーディネーター:奈良県立橿原考古学研究所所長 菅谷文則氏
パネラー:内田真雄、吉田野乃、安村俊史氏、高橋克壽氏、森岡秀人氏
講演会「文化財の保存と修理-雪野山古墳出土品を中心に‐」
講師:元興寺文化財研究所 山田哲也氏
日時:平成29年11月25日(土)13時30分から15時
講演会「鏡に映し出された古代王権‐三角縁神獣鏡と倭鏡のひみつ‐」
講師:奈良文化財研究所 林 正憲氏
日時:平成29年12月2日(土)13時30分から15時
会場
・東近江市能登川博物館集会ホール(東近江市山路町2225)定員100名
JR琵琶湖線「能登川駅」西へ徒歩15分
受講料
・無料
受講申込み
・事前申込みが必要です。応募多数の場合は抽選です。
希望日、ご住所、お名前、電話番号を記載の上、メール又は往復はがきでお申込み下さい。
メール:yukinoyama.kofun @ city.higashiomi.lg.jp (@の前後は詰めて下さい。)
往復はがき:〒521-1225 東近江市山路町2225 東近江市埋蔵文化財センター
重要文化財雪野山古墳出土品特別公開
日時:平成29年11月17日(金)から12月3日(日)まで
月・火・祝は休館 10時00分から18時00分まで
場所:東近江市能登川博物館展示室(東近江市山路町2225)
講演会のチラシです。
展示のチラシです。