平成29年度歴史に親しむ講座「雪野山古墳の時代」(再掲)
2017年10月21日
歴史に親しむ講座「雪野山古墳の時代」を開催します
東近江市の南西部、湖東平野に特徴的な地形をなす独立山塊の一つである雪野山、その山頂(標高約308メートル)に、古墳時代前期を代表する古墳である史跡「雪野山古墳」が所在します。
雪野山古墳の時代は、文献の残っていない時期ですが、発掘調査成果などを駆使した考古学研究が盛んに行われ、当時の社会のなりたちが解明されつつあります。それらの研究成果について、専門の講師におこしいただき、お話を伺います
今年度は、近畿を中心とした素晴らしい古墳や遺跡についてのシンポジュウムを開催講演会は2回あり、保存修理と銅鏡についてわかりやすくお話しいただきます。同時に、年に1度の雪野山古墳出土品展示を実施、今年はちょっと短い12日間となっています。展示品は、修理後初公開となるユキ(弓矢の矢筒)や銅鏡など。会場はいずれも能登川博物館で行います。ぜひ足をお運び下さい
シンポジュウム「3、4世紀の近畿と王権」
日時:平成29年11月19日(日)13時から17時
内容:
第一部(発表)
・北摂の首長墓とその背景(高槻市立今城塚古代歴史館 内田真雄氏)
・河内平野の集団と交流(八尾市教育委員会 吉田野乃氏)
・玉手山古墳群‐河内連合のゆくえ‐(柏原市立歴史資料館館長 安村俊史氏)
・京都南部の地域勢力(花園大学文学部教授 高橋克壽氏)
・3、4世紀の兵庫南部(関西大学大学院非常勤講師 森岡秀人氏)
第二部(シンポジュウム)
コーディネーター:奈良県立橿原考古学研究所所長 菅谷文則氏
パネラー:内田真雄、吉田野乃、安村俊史氏、高橋克壽氏、森岡秀人氏
講演会「文化財の保存と修理-雪野山古墳出土品を中心に‐」
講師:元興寺文化財研究所 山田哲也氏
日時:平成29年11月25日(土)13時30分から15時
講演会「鏡に映し出された古代王権‐三角縁神獣鏡と倭鏡のひみつ‐」
講師:奈良文化財研究所 林 正憲氏
日時:平成29年12月2日(土)13時30分から15時
会場
・東近江市能登川博物館集会ホール(東近江市山路町2225)定員100名
JR琵琶湖線「能登川駅」西へ徒歩15分
受講料
・無料
受講申込み
・事前申込みが必要です。応募多数の場合は抽選です。
希望日、ご住所、お名前、電話番号を記載の上、メール又は往復はがきでお申込み下さい。
メール:yukinoyama.kofun @ city.higashiomi.lg.jp (@の前後は詰めて下さい。)
往復はがき:〒521-1225 東近江市山路町2225 東近江市埋蔵文化財センター
重要文化財雪野山古墳出土品特別公開
日時:平成29年11月17日(金)から12月3日(日)まで
月・火・祝は休館 10時00分から18時00分まで
場所:東近江市能登川博物館展示室(東近江市山路町2225)
講演会のチラシです。
展示のチラシです。
東近江市のホームページでも紹介しています。
http://www.city.higashiomi.shiga.jp/0000008016.html
観峰館秋季特別企画展「近江商人・野口家十一屋コレクション展」開催中!
2017年10月20日
秋季特別企画展「近江商人・野口家十一屋コレクション展」
を開催しています。

東近江市は近世から近代にかけて、
全国で活躍した近江商人の発祥地で、
その業績は日本の経済界を代表する企業として、
今日まで受け継がれています。
山梨県甲府市で醸造業を興して繁栄した野口家(屋号 十一屋)は、
東近江市(旧蒲生町)に本家を置く近江商人です。
現在、本宅を特別公開しています。
http://ebunkazai.shiga-saku.net/e1371238.html
その4代目当主の野口正忠(号 柿邨)は
事業経営のかたわら学問・芸術を愛好し、
当時一流の書家や画家達と頻繁に交流を重ねていました。
また、子息の妻は、日本を代表する女流画家 野口小蘋です。
そのため、野口家には江戸から明治を代表する著名人による
書や絵画の逸品が多数所蔵されています。
山梨県立美術館に寄託されている十一屋コレクションが
里帰り展示中です。
柿邨が収集した珠玉のコレクションをぜひご覧ください。
開催期間: 9月23日(土)~11月19日(日)
詳しくは、下記をご覧ください。
http://www.kampokan.com/
第6回奥永源寺「匠の祭」開催!
2017年10月19日
匠の技巧を持つ職人が集まり、職人の制作実演や、
作品の展示販売、モノづくり体験、お食事などが
楽しめます。
期間::平成29年10月20日~10月23日
詳しくはチラシを


「発掘された日本列島 新発見考古速報2017」
2017年10月16日
毎年開催されている速報展示で、
今年で23回目です。
全国5ヵ所で巡回展示され、
今年は滋賀県から一番近いのが
三重県総合博物館(津市)です。
「新発見考古速報展」では、
近年の調査で特に注目された
旧石器時代から近代までの遺跡や
そこから出土したさまざまな資料を紹介
地域展示「三重を掘る!」も開催。

会場入り口

地域展示 三重を掘る!

詳しくは下記アドレスを
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/88903000001_00007.htm
期間:平成29年9月30日(土)~11月5日(日)
主催:文化庁ほかで、
協力機関として全国公立埋蔵文化財センター連絡協議会
(東近江市埋蔵文化財センター加盟)もなっています。
安土城考古博物館に東近江市内出土の青銅製品出張中です。
2017年10月15日
滋賀県立安土城考古博物館の開館25周年記念
平成29年秋季特別展「青銅の鐸と武器―近江の弥生時代とその周辺―」
で展示されます。

東近江市埋蔵文化財センターで収蔵している
能登川石田遺跡出土の銅剣、多孔銅鏃、送風管、鋳型外枠、残渣のほか、
正楽寺遺跡出土の筒形銅製品、
斗西遺跡と横受遺跡出土の銅鏡 など多数を見ることができます。
開催期間:平成29年10月21日(土)~12月3日(日)
詳しくは下記のチラシを
http://azuchi-museum.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/08/h29秋展チラシ.pdf
東近江市上山神社遺跡の発掘調査はじまります。
2017年10月13日
上山神社遺跡内で、能登川体育館建設に先立つ
発掘調査が始まりました。

能登川石田遺跡と上山神社遺跡の説明看板
調査面積も約3000㎡(4回に分けて調査)で、
隣接する能登川石田遺跡で見つかっている
弥生時代後期の溝(環濠)の続きや中世の遺構
が見つかる可能性があります。

調査対象地と能登川図書館(左)と能登川体育館(右)

調査対象地と埋蔵文化財センター(左端)

まだ準備段階で、
作業さんが来て掘り始めるのは来週以降です。
五個荘近江商人屋敷 藤井彦四郎邸「花結びと花灯り」
2017年10月12日
「花結びと花灯り」が10月29日まで開催されています。
特別イベントのライトアップが
10月7日(土)と8日(日)にありました。
7日には、オカリナの演奏会を庭先で開催していました。
昼と夜では屋敷の雰囲気が変わり、
虫の鳴き声も聴こえていました。

山小屋

花結びの展示風景

池越しの夜の近江商人屋敷

オカリナの演奏会

能登川図書館の「クンシラン」お分け会開催!
2017年10月03日
開館20年記念イベントとして「クンシラン」のお分け会を
10月1日(日)の午前中に実施しました。

図書館入口のクンシラン(植替え前)
クンシランは開館後まもなく、
図書館の利用者さんから寄贈いただいたもので、
株分けを繰り返して、20鉢近くになりました。
そこで、開館20年記念イベントとして、
お分け会を開催することになりました。
当日は、図書館のクンシランを株分けして、
参加者さんの鉢と図書館の鉢に植替えをして、
参加者さんは自宅に持ち帰りました。

説明風景です。

クンシランを鉢から引き抜きます。

クンシランの株を分けます。

鉢に植え替えます。

図書館入口のクンシラン(植替え後)
埋蔵文化財センターにも2鉢いただき、玄関に置いています。
来年に、綺麗な花を咲かせてくれることでしょう。
野口忠蔵家本宅(十一屋)の特別公開
2017年10月02日
野口忠蔵家本宅(十一屋)。
10月1日から始まった「水の文化ぐるっと博」
で特別公開されています。
敷地内にはヴォーリズ建築の洋館があります。


野口家は、蒲生に本宅を置き、
甲府で酒・醤油醸造を営んだ近江商人です。
洋画家の野口謙蔵の実家です。





4代目野口正忠が収集した日中書画のコレクションが
観峰館の秋季特別企画展で公開されています。
10月8、15、22、29日の日曜日限定公開です。
入館無料です。
是非一度訪れてみてください。
場所:東近江市綺田町418
問合せ:0748-55-0207(蒲生コミセン)
「水の文化ぐるっと博」では、
聚心庵(じゅしんあん:五個荘川並町)、
市田家住宅(萬松園:五個荘北町屋町)も
特別公開されています。
詳しくは東近江市観光協会(Tel:0748-48-2100)まで、